梶が谷工作倶楽部について
店主は小さい頃から工作がすきでした。
その延長で自分の好きな事を仕事にしてきたおとなです。
ものづくりが好きで、それがそのまま現在のデザインの仕事になりました。
そんなデザインの仕事の傍、モノ作りのスタジオを工作好きな子供やおとなたちに
使ってもらおうと考えて梶が谷工作倶楽部をつくりました。
子どもは遊びの世界で成長します。
遊びは想像の世界とむすびつき、ヒーローになったり、アイドルになったり、運転手になったり、操縦士になったりします。
しだいにその想像を形にしたくて身近にある材料で自分のイメージを表現しようとします。
この時に手をうごかし指をうごかす工作へつながってゆきます。
材料の重さ、軽さ、硬さ、柔らかさ、、、、様々なことを五感を通して体験することで心身ともに成長します。
その工作体験の中にはギャップが生まれます。
自分のイメージを実現しようとすると、なかなか思うようにいきません。そこでは大なり小なり壁にぶつかります。
その壁を乗り越えたり、避けたり、突き破ったりと自分なりにその解決方法を考え、実践し、確認することがとても大事です。
その立ち向かう姿勢を工作を通して学ぶことができます。
ここには特定のプログラムはありません。
あるのは子でもたちの「やりたい!」「ためしてみたい!」という意欲です。
やらされるのではなく、自分でやる、その意思を大事に汲み取りながら見守りに徹してサポートしています。
だから「やりたい」を自分の中で貯めておいてもらいます。そしてその「やりたい」をここで全開してもらうようにしています。
子どもたちには好きなことを無心になってやってもらいたいから、おしつけることはやりません。
やってみたい!作ってみたい!という気持ちに応えてあげたい。
店主の子供のころは、塾やスポーツ教室なんてありませんでした。
じゃあ、なにをやっていたかというと、ただただ好きなことをやっていたんだと思います。
作ってみたいと思ったときには作る、やりたく無い時にはやらない。
そんな自分の時間を大事にしていたとおもいます。
今は幼いころから習い事に囲まれてすごすのが一般的ですが、やってみたい、作ってみたいという時には一時期であってもそれを実現させてあげてください。
自分で自分の好きなことを切り開いてゆく力をつけることができるとおもいます。
子どもたち
好きなものを作るために自分で考え、工作し、・・・・
お母さん・お父さん
お子さんの誕生日に折り畳みの椅子をプレゼント
子どもたちのために何かを作りたい・・・
店主が作り方、材料や構造などについてご相談にのり、難しいところはお手伝いします。
大人達
幼稚園で使う絵本の返却箱。
花の苗を花壇に移植する道具
大人達の様々なボランティアや仕事などで必要なものを作るお手伝い。