まちの先生プロジェクト
2019.9.19
まちの先生/プロダクトデザイナーから学ぶ
「多様な学びプロジェクト」の企画の一つに参加しました。
今回のワークショップはトコトコではなく、ゴミ箱のデザイン。足踏み式で開閉する蓋の仕組みを理解して組み立てる内容になっています。
プロダクトデザイナーとして、中学の技術家庭科の教材デザインに従事しています。まずは今まで商品化されたものを見てもらいました。
自分たちのまわりにはどんなゴミ箱があるんだろうという話をみんなで共有しているところです。
用意した組み立てキットの部品の数々。
前日までに全部作り出し。組み立てキットとして持ち込みました。
自分で組み立ててもらう前に、サンプル品を分解したり、組み立てるところを見てもらったりして、その仕組みを理解してもらいました。
本体は3ミリ厚の曲げベニアを使っているのですが、ちょっと曲げて固定するのに、おっかなびっくりでした。
固定してしまえば、な〜んだ、こんな方法もあるんだ!というひとつの発見。
スタッフが組み立てサポート中です。
バラバラに置いてあった部品を組み立ててみると、こんな形になりました。まだいろいろと色をぬったりできるよと言うと、黒い漆塗りにしたいとか、この木のままがいい! 和室に似合うなどの感想がでました。
キットが完成した後、ゴミ箱にまつわる問題をあげてもらって、どんな解決案があるかみんなで考えました。これにはお母さんたちも切実な問題として加わってきました。